元K-1ファイターのキックボクサー・皇治(こうじ)選手は特別ずば抜けたような勝率の戦績ではないものの絶大な人気を誇っており、皇治選手が試合をするとなるととても沢山の皇治選手のファンが会場を埋めることで有名な選手です。
その皇治選手の有名なパフォーマンスの一つになっているのが対戦相手や対戦しようとしている選手に付ける「あだ名」です。
皇治選手は現在までに本当に沢山の選手にオリジナルのあだ名を付けてきました。この記事ではその今まで付けたあだ名と選手の名前、皇治選手との対戦成績などをまとめます。
これまでに皇治が付けた「あだ名(ニックネーム)」とその相手の一覧
このまとめの中に入っていない選手は確認でき次第追記で記載していきます。
ひょっとこムエタイ
名付けられた選手
梅野源治
梅野源治選手はRISEなどに出場した事もあるムエタイの選手です。キックボクシングでは特別目立った成績を残しているイメージはあまりないかも知れませんが、実は超一流のムエタイファイターです。ムエタイで最も大きなラジャダムナン・スタジアムという大会でも王者になった実績もあり、ムエタイや肘ありルールではトップクラスの強さを誇っている選手です。
皇治戦の戦績
皇治選手との試合は2021年6月のRIZINで一度対戦し、その時は皇治選手のバッティングによりレフリーストップで無効試合になりました。その後2022年3月にRIZINで再戦が組まれて戦いましたが、この試合は皇治選手が判定勝利をしています。
↓皇治 vs 梅野源治1(ノーコンテスト)
↓皇治 vs 梅野源治2(やばいだろ)
たけぽん・トンガリ
名付けられた選手
武尊
10年以上K-1を引っ張ってきたK-1の代表的な選手の武尊選手です。
現在はK-1を卒業してフリーになっていますが、K-1時代では皇治選手とかなり仲が悪く、度々会見などで揉めていました。
皇治戦の戦績
皇治選手と武尊選手は2018年に大阪でタイトルマッチをしています。試合結果は武尊選手の大差の判定勝利でしたが、武尊選手の壮絶な打撃を3ラウンド受け続けてKOされなかったことに多くの人が驚き、皇治選手の打たれ強さがかなり評価される試合になりました。
ちなみに2人は試合後に一時的に一緒にテレビ番組に出演して仲良く話している様子も見られていましたが、その後に行われたK-1の代理戦争で皇治選手が武尊選手を再度煽った時に手に持っていたマイクを投げたら武尊選手に当たってしまい武尊選手は鼻に怪我を負いました。それが引き金になり、武尊選手は激怒。イベント終了後に控え室にて皇治選手が「殴って気が済むなら殴れ」と言ったため武尊選手はその場で皇治選手を殴ってしまい、両者共にK-1側から厳重注意と一定期間の試合出場停止処分を受けたという事件がありました。
それ以降今現在まで2人の仲は修復されておらず、交流は一切無いそうです。
ピーマン
名付けられた選手
YA-MAN(ヤーマン)
YA-MAN選手はRISEに出場しているキックボクサーです。2021年に中村寛選手との壮絶な打ち合いに勝利したことがきっかけで一気に人気急上昇しました。
その勢いのまま年末に皇治選手との試合が決まり、記者会見のFace to faceで皇治選手がYA-MAN選手に向かって中指を立てるのですが、その中指にピーマンが刺さっており会場で笑いが起き、YA-MAN選手はその刺さったピーマンを見るとすぐに奪い取りピーマンをかじるというパフォーマンスでさらに会場や見ていたファンに笑いが起きました。
皇治戦の戦績
皇治選手との試合結果はお互いにダウンは取れなかったものの試合を優勢に進めたYA-MAN選手の判定勝利となっています。
天心のカバン持ち
名付けられた選手
白鳥大珠
白鳥選手はRISEで活躍しているキックボクサーです。白鳥選手は那須川天心選手と同じTEPPENジムに所属しており、天心選手と同じ空間で練習しているので実力も非常に高い選手です。
2021年のRIZINで開催されたキックボクシングの1DAYトーナメントの記者会見で皇治選手が白鳥選手に対して「天心のカバン持ち」と呼ばれていて、会見の最後には「これあげるわ」と言われ手提げカバンを渡されていました。
皇治戦の戦績
皇治選手との戦績は白鳥選手が皇治からダウンを一回取り、そのまま白鳥選手のペースで試合を進めて白鳥選手の判定勝利でした。
しかし、この時の試合で皇治選手のバッティングが数回あり、皇治選手には多くの批判が集まりました。試合後のマイクでは、白鳥選手も「バッティング気をつけて下さい」と発言したのですがその後白鳥選手もバッティングをしているシーンがSNSで拡散され、白鳥選手にも批判の声が集まり後味の悪いトーナメントとなってしまいました。
マルコメ
名付けられた選手
フロイド・メイウェザーJr.
メイウェザー選手は誰しもが知っている50戦50勝で無敗の記録を保持したまま引退をしたボクシング界の伝説の選手です。
メイウェザー選手とはまだ対戦はしていないし対戦が決まっている訳でもありませんが、2022年9月に朝倉未来 vs メイウェザーの試合が行われた際にメイウェザー選手のボディーガードのジジ選手とボクシングエキシビジョンマッチをして皇治選手が3ラウンドKO勝利を収めています。
この時の試合でメイウェザー選手のチームメイトが負けてしまったことでメイウェザー選手が皇治選手のことを覚えてしまったようで、その約1か月後にメイウェザー陣営の新たなる刺客が送り込まれ、その対戦相手として皇治選手が指名されました。
このときにメイウェザーから送り込まれた選手の名前はジャハン・イングラムという選手です。このイングラム選手との対戦の際に複数回の記者会見があったのですが、その度にイングラム選手とではなくてメイウェザー選手と皇治選手がトラッシュトークで言い争うという展開が何度も起きました。
メイウェザー選手がここまで熱くトラッシュトークをするのはほとんどないため、皇治選手はかなりメイウェザー選手に気に入られているようです。これだけ日本の選手に対して絡みに行く姿は初かもしれませんので、2023年には本当にメイウェザー戦を実現させてしまうかもしれません。
波平
名付けられた選手
ジジ
2022年9月に行われた超RIZIN(朝倉未来 vs メイウェザー)の大会で皇治選手はメイウェザーのボディーガードのジジ選手と戦いました。
ジジ選手は朝倉未来選手とメイウェザー選手のハワイでの記者会見で朝倉選手を突き飛ばしたことで話題となったボディーガードで本来は選手ではありませんでした。ですが、ジジ選手が突然皇治選手を不自然に煽り始めたと思っていたら皇治選手がTwitterで反応その後二人はボクシングルールで試合が決定されました。かなり無理やり作ったストーリーでしたが、試合自体は意外と好評な意見も多かったと思います。
皇治戦の戦績
皇治選手との試合結果は3ラウンドで皇治選手のKO勝ちとなりました。試合内容はキックボクサーの皇治選手と現役どころか選手でもないボディーガードの対戦でしたので、格闘技ファンも全く期待していなかったのですが以外にもジジ選手が健闘し、ダウンは取れなかったものの皇治選手をかなりダメージを与えたシーンもあり会場やSNSでは想像以上に盛り上がりました。
はんぺん・ぬりかべ・コイキング
名付けられた選手
ヒロキング
ヒロキング選手は大阪でおでん屋さんを経営しながらプロのボクサーをしています。現在はまだ公式戦は2戦しかしていない新人ボクサー枠ですので今後の活躍が楽しみな選手の1人です。
2022年8月に行われた亀田興毅さん主催の「3150FIGHT vol.3」がAbemaTVで放送されました。その試合の前日会見でヒロキング選手と皇治選手のトラッシュトークが話題となりそこではんぺん等と呼びながら言い合いをしていました。
↓会見で乱闘寸前のヒロキングと皇治
皇治戦の戦績
皇治選手との対戦は3ラウンドのエキシビジョンマッチだったため、両者ダウンもありませんでしたのでドローで終わりました。
天ちゃん
名付けられた選手
那須川天心
那須川天心選手は誰もが知るキックボクサーですね。2022年6月19日に開催されたTHE MATCH 2022で武尊選手に勝利した。2022年の顔とも言える存在だと思います。
↓天心選手に宣戦布告する皇治選手
↓カード発表会見で天心選手を煽る皇治選手
皇治選手はK-1との契約を自ら解除し、RIZINに乗り込んでいきなりRIZINの会場で天心選手に宣戦布告しました。そして本当にRIZINで試合が組まれて皇治選手のK-1離脱後の初の対戦相手が那須川天心選手になりました。
皇治戦の戦績
この試合は相手が相手なので、天心選手の圧倒的なスピードに皇治選手が翻弄されてしまい、ダウンはなかったもののほぼ皇治選手の攻撃はヒットせず天心選手の攻撃だけが当たり続け、大差の判定負けとなりました。
ですがこの時の試合映像がYouTubeで800万回以上再生されるほどの大きな話題となった一戦でした。
他の選手も随時更新中
この他にも皇治選手はまだまだたくさんの選手に「あだ名」を付けていますので随時他の選手も少しづつ追記していきます。
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