朝倉未来があと2、3試合で引退を宣言。今後の対戦相手は誰?来年のスケジュールと合わせると見える対戦相手候補

朝倉未来があと2、3試合で引退を宣言。今後の対戦相手は誰?来年のスケジュールと合わせると見える対戦相手候補 Uncategorized

2022年11月22日に「格闘技はあと2、3試合」とヤフーニュースでコメントを出しました。

――先日、自身のツイッターで「格闘技に人生を変えてもらった」「もう少しでお別れでさみしくなる」などと記し、ファンを騒然とさせました。以前から30歳での引退を公言し、あと2、3試合で区切りをということだと伺いましたが、改めてその理由を聞かせてもらえますか。

「元々決めてたことっていうと、やっぱり好きだからやめられなくなるっていうことが理由で、もう強制的にやめないと、 40、50歳ぐらいまで続けてしまいそうなんで。続けた時に体のダメージはすごいだろうし。 僕には他にも才能があったし、もう10年戦って結構満足してるんで、他のやりたいことにも挑戦したいなっていうのがあってって感じですね」

https://news.yahoo.co.jp/articles/917c38d4a00f7868f0936d3bf877c5b0146bbe70

 こちらはENCOUNTから投稿された記事になります。朝倉選手は格闘技が本当に好きだからこそどこかのタイミングで自分で強制的にやめなければいけないと思っていると思いました。

 自分でタイミングを見つけて自分で辞めなければどんどん現役を続けてしまうほど格闘技には刺激的で素晴らしい魅力があるんですね。

 朝倉未来は他にも事業を多く持っていて雇っている社員も多いと思いますので、ずっと自分のために格闘技を続けてしまうとそっちに負担が行ってしまう事もあるかもしれませんね。

 坂上忍さんがMCを務めるアベマTVの番組「デマ投稿を許さない」にも出演し、格闘技引退についても話しています。

朝倉未来の今後の対戦相手は?

 この記事の話をそのまま受け止めるのであれば、朝倉選手のMMAの試合を見れるのはあと多くて3試合という事になります。そうなるとこの残された3試合の対戦相手は誰になるのか…。今までのSNSやYouTubeでの発言や来年の予定されているRIZINのイベントと照らし合わせながら対戦相手の選ばれる可能性のある選手をピックアップしていきます。

候補.1 クレベル・コイケ

 対戦相手の候補として真っ先に名前が上がるのがクレベルコイケ選手です。クレベル選手とは2021年6月13日に一度試合をしていて朝倉選手は三角締めで一本負けという結果になっています。

 現在の朝倉選手の格闘技のモチベーションの多くを占めているのはクレベル選手へのリベンジだと様々な場所で発言をしてクレベル選手に次負けたら引退をするという発言もしています。この発言については相手がクレベルだからという訳ではなく、自分がもし計量オーバーをした場合と、同じ相手に2回負けたら引退すると昔から自身のYouTube等で発言しています。

待望される理由

 一度一本負けをしているにも関わらず再戦を待望される理由としては、1回目の試合でも1ラウンドでクレベル選手にパンチで効かせたシーンがあり、そこで朝倉選手は畳みかけることはせずに距離を保ちつつ試合を進める事を選択しました。ですがその後、この試合を見ていた格闘家や格闘技関係者「あのパンチを効かせたときに打撃を畳みかけていたらKOできていたんじゃないか?」という感想が各方面から声が上がり、もう一度戦えば朝倉選手はクレベルに勝て可能性があるという声が多いため格闘家・格闘技ファン共に見たいという声が多い選手の一人です。

候補2. ウガール・ケラモフ

 次によく対戦相手としてファンから名前がよく挙げられるのはアゼルバイジャンの選手、ウガールケラモフ選手です。ケラモフ選手はRIZINに参戦中のアゼルバイジャン出身の強豪ファイターで、現在RIZIN成績は勝1敗です。その内の1敗は初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕選手で反則行為がありレッドカードの減点があったために判定負けとなりました。実際反則さえなければケラモフが勝っていたという格闘家や格闘技ファンの声も大きく、海外勢のファイターの中では日本人からも人気の高い選手です。

待望される理由

 ケラモフ選手はフィジカルが強いレスリングベースの戦い方が得意で、そのうえで強力な打撃があります。寝技の面でも技術が高く、4月に行われたRIZIN.35では中島太一選手と対戦し、素早くテイクダウンを取り上のポジションをキープしたまま三角締めで1ラウンド1本勝ちを収めたりしています。

 朝倉選手はファイトスタイル的に高いテイクダウンディフェンスで相手のタックルを切り、打撃の攻防で殺傷能力の高いカウンターを当ててKOを狙っていくスタイルなので、レスリング能力の高いトータルファイターは相性が悪いのではないかという意見が多いためにケラモフ選手との試合が望まれている状況です。

候補.3 牛久絢太郎

 牛久絢太郎選手は第2代RIZINフェザー級王者でかつて朝倉選手が判定負けをした斎藤裕選手に2連勝しているファイターです。牛久選手は日本人選手の中ではフィジカルが強いとよく言われており、抜群のスタミナとスキルの高い打撃を持っているトータルファイターです。所属しているジムの横田代表が言うにはこんな練習量をこなせる選手はいないというくらいの練習量を毎日こなしているそうです。現在は10月23日のRIZIN.39でクレベル選手とのタイトルマッチで一本負けを喫し王者陥落しています。

待望されている理由

 なぜ名前が挙がっているかというと、元フェザー級王者ということと、RIZINにはランキング制度は無いものの現在もランキングがあれば王者クレベル・コイケ、1位が牛久絢太郎、2位が朝倉未来という順番になるだろうと見られているため、朝倉選手本人も「先にランキング1位の牛久選手と戦ってからクレベルに挑戦する流れの方がみんなに納得してもらえるだろう」と考えているため、自身のYouTube等でも「牛久選手と戦いたい」と公言。周囲のファンは見たいカードだとSNS等で盛り上がっているため組まれる可能性が高いとされています。

候補.4 平本蓮

 平本蓮選手と朝倉選手は皆さんもご存知のとおりここ数年ずっとこの二人はSNSなどで煽り合っています。ですが最初の頃は平本選手がキックボクシングからMMAに転向したばかりであまり勝負論が無いということでこの二人の対戦は朝倉選手にメリットもないので実現しないと思われていたのですが、11月6日のRIZINランドマーク大会で平本選手が元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志選手との試合前に朝倉選手が自身のYouTubeで「ドミネーター選手に勝ったら遊んであげてもいい」と公言し、その後当日の大会で平本選手が判定3-0で完封勝利をしました。そこで大きく機運が高まり、DEEPチャンピオンを完封したのだから朝倉選手もこの勢いで勝てる可能性があるのでは?という声も格闘家や格闘技ファンから出るようになり、朝倉選手もTwitterで来年ならやってもいいと発言しました。

 もしもこのカードが組まれたら、相当大きな反響があるのは間違いないしPPVも相当な数が売れると思われるので、来年のどこかで組まれる可能性は高いと思われます。

候補.5 ベラトールファイター

 最後の候補は12月31日に開催されるRIZIN.40のベラトール対抗戦で盛り上がっているベラトールの選手の誰かではないかという声が上がっています。なぜベラトールの選手なのかというと今年のRIZIN vs Bellator対抗戦が日本でRIZINルールで開催されるのですが、来年、アメリカでベラトールのルールでベラトールの会場でも同じようにRIZINとの対抗戦を開催する予定があるためです。

 今回の対抗戦には朝倉選手は出場しませんが、来年に本当に2度目のRIZINとベラトールの対抗戦が開催されれば次回は朝倉選手がRIZIN代表として抜てきされる可能性は十分にあります。その場合はベラトール側のフェザー級のトップ選手との試合が見れるかもしれません。

待望されている理由

 朝倉選手がベラトール選手との試合を待望されている理由の一つとして今回の対抗戦の提案を最初にYouTubeで発信したのが朝倉選手だったためです。そこから格闘技ファンの中でベラトール対抗戦が実現するんじゃないかと盛り上がりだしました。

 ですが、9月のメイウェザー戦でのダメージがまだ残っているため、今回の対抗戦が現実になったタイミングと合わずに参加が出来ずで「参加したかった」とYouTubeでもコメントしていたのでタイミングとオファーがあれば来年実現するかもしれません。

最後に

 上記の候補者はあくまで候補者ですので、対戦が実現するかどうかはわかりません。それと重要なのは朝倉選手は同じ相手に2回負けたら引退をすると以前から公言しており、直近のYouTubeの中でもクレベル選手に再度挑戦し、もし負けたら引退するとコメントしていたので今後対戦する順番が大事になってくると思います。もし仮にこの中で最初にクレベル選手と対戦して負けてしまえばそこで終わりになってしまいますので…。あとは最終的には現役を続けるかどうかは本人次第なところもあります。現に引退をする予定でいたけどもう少し続けると言って現役を延長する格闘家は昔から少なくありません。それだけ魅力的な競技なのだと思います。なので途中で気が変わってもう少し続けるという可能性もあるかもしれませんし、いずれにせよこれからの数少ない朝倉選手の1試合1試合をしっかりと注目していきたいですね。

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