【K-1】2022年に契約解除したK-1選手一覧

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 2022年6月19日に那須川天心選手と世紀の一戦と言われる試合で大きな話題となった武尊選手が活躍していたことでお馴染みのキックボクシング団体「K-1」でここ最近様々な選手がK-1との契約を満了し、卒業する選手が続々と出ていて話題になっています。

 この記事では今年2022年にK-1を脱退したK-1選手のまとめと過去にK-1を脱退した選手現在どのような活躍をしているのか、全ての選手をまとめるのは無理なので主な選手をピックアップしてまとめていきます。

K-1公式から発表されている主な契約満了した選手と過去にK-1を脱退した選手の現在

2022年にK-1と契約満了した主な選手

安保瑠輝也(るきや)

 安保選手といえばK-1では野杁正明選手や山崎秀晃選手などと激闘した試合が印象に残っている人が多いと思います。

 『THE MATCH 2022』では別のキックボクシング団体RISEの強豪、山田洸誓選手と試合をし判定勝利を納めています。

 YouTubeやSNS活動も積極的に活動しており、K-1の選手の中でもかなり有名な選手であると同時に度々SNSで炎上していたりもするのでファンも多いですがアンチも少なくない選手です。

 安保選手は2022年の12月31日でK-1との契約を解除した事をTwitterで報告されています。

これからの活動については2月に朝倉未来選手が主催するブレイキングダウンに出場することが決定されており、相手はまだ発表されていませんがかなり強豪の選手と試合が組まれているそうです。

そしてブレイキングダウンについてはこれからも定期参戦するというわけではないみたいで、2月の試合後は他の格闘技団体に参加する可能性がありそうです。RIZINへの参戦も噂されています。

城戸康裕

 城戸康裕選手はK-1のミドル級の選手です。1982年生まれで2022年12月25日に40歳になりますが未だに現役の選手です。

 城戸選手は若手の頃に旧K-1、K-1 WORLD MAXにも出場して魔裟斗さんと同じトーナメントにも参加していたくらいのベテランファイターで、K-1の顔のような存在でしたが2022年12月で契約満了になり、K-1を卒業するという発表がありました。

 城戸選手の試合と言えば印象的なのは「煽り映像」です。普通は煽り映像というのは運営側が制作するものなんですが城戸選手だけは煽り映像も自分で作ります。

 今後の活動については具体的な明言はしてないものの、現在連勝中だしまだまだ辞めるつもりはないと言う事でした。キックからMMAに転向する選手も多くいますが、城戸選手は以前YouTubeの動画で自分がMMAに転向することは考えていないと言っていたこともあるので現在も考えが変わっていないのであれば違う団体でキックボクシングをやるんじゃないかと思われますね

芦澤竜誠

 K-1の中でも異質な存在感で記者会見でも毎回のように対戦相手と壮絶なトラッシュトークをしてK-1を盛り上げていたのがこの芦澤選手でしたが12月3日でK-1との契約を満了し、所属がフリーになりました。

 直近の試合では「THE MACH 2022」でRISEのYA-MAN選手との試合や会見での乱闘が皆さんの記憶に残っているをじゃないかなと思います。

 今後の活動については具体的に公式発表はありませんが、現在MMAの練習をしていると自身のSNSで発信をしています。それと、YA-MAN選手との試合で敗北してしまった事で「YA-MANにやり返したい」というような事も話していることから芦澤選手vs YA-MAN選手のMMAルールでの対決が今後観られるんじゃないかとファンの間で囁かれています。ですがYA-MAN選手は階級も自分の方が大きいのでやるつもりは無いようです。

木村フィリップミノル

 木村ミノル選手はK-1の中でも独特な選手で蹴りを殆ど使わずに得意なパンチのみで相手を倒すタイプの極端なパワーファイターで長年K-1では人気の選手でした。

 昨年K-1で行われたタイトルマッチで和島大海選手と対戦し敗戦以降、試合を行わずにボクシングの練習をしている様子をSNSで発信していました。

 今後の活動は本人がボクシングに転向すると以前から発表していて、11月にK-1の契約満了になったと言うことで2023年は木村フィリップミノルのボクシングの試合が観れるのではないかなと思います。

 2023年には本格的にボクシングの試合をするとは思いますが、その前に2022年12月28日に「巌流島」という団体で試合が予定されています。相手はRIZINのMMAファイター、矢地祐介選手です。ルールは1Rキックルール・2R MMAルールのミックスルールに決定しています。

武尊

 K-1を長年引っ張ってきて、2022年は世紀の一戦と言われ満員の東京ドームで那須川天心選手と激闘の試合を繰り広げてここ数年の日本格闘技の試合の中で最も注目された選手が武尊選手です。

 武尊選手は天心選手との試合を終えて一時期休養時期として活動を休止していましたが、現在は活動も再開して様々なメディアに主演しており、10月31日でK-1との契約解除をしたことを発表しました。

 新生K-1が立ち上がった当初から武尊選手は試合に出場しており2011年から現在までK-1での敗北は1試合のみ。その1試合も鼻が折れたことによるドクターストップでした。

 今後の活動については、現在どこの団体にも所属しておらずフリーな状態で2023年にもう一試合キックボクシングの試合をやろうと思っていると明言しています。格闘技ファンの間で言われているのは、過去に那須川天心選手を最も苦しめたタイの強豪選手、ロッタン選手と試合をするのではないかと言われております。武尊選手も過去に何度も「ロッタンと試合がしたい」と言っており、ロッタン選手もInstagramで武尊選手に試合をしようとコメントをしています

K-1の大会はどこで観れるの?

 K-1の大会はAbemaTVの格闘チャンネルで無料で視聴する事ができ、Abemaプレミアムに加入すると見逃し配信も視聴する事ができるようになります。


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過去にK-1を離脱したK-1ファイターの現在

 過去にK-1を離脱した選手が現在どのような活躍をしているのでしょうか。主な全ての選手ではありませんが主な選手をピックアップしてまとめます。

平本蓮

 平本蓮選手は2014年に開催されたK-1甲子園の65㎏級に出場し高校一年生にもかかわらず優勝を果たした格闘技エリートの選手です。

 それ以降もK-1で活躍し続け、大きな話題となったのは2017年にゴンナパー・ウィラサクレック選手に1ラウンドKO勝利をした試合です。そこからファンの間での評価が大きく変わり、翌年に65㎏級元王者のゲーオ・ウィラサクレック選手との試合が組まれました。当時は圧倒的にゲーオ選手が有利と言われていたマッチアップでしたが、その下馬評をひっくり返して2ラウンドでゲーオ選手にKOで勝利しました。このゲーオ戦でさらに大きく評価を上げた平本選手でしたが、その翌年2019年にK-1を離脱しました。

 K-1離脱後平本選手はMMA転向を発表し、2020年の大晦日に初のMMAのデビュー戦を行いました。現在のMMAの戦績は2勝2敗ですが、直近の11月6日に行われたRIZINランドマークにて元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志選手に完封勝利をし、MMAでも大きく評価される選手になっております。

 そしてSNSでも常に話題の中心になっており、様々な選手とSNSでトラッシュトークを繰り広げております。そして大きな因縁のある朝倉未来選手とも2023年に試合が組まれるのではないかと言われており、現在非常に注目をされている選手になっています。

武居由樹

 武居由樹選手は元K-1スーパーバンタム級の王者のK-1軽量級最強と言われていた選手です。K-1戦績は25戦23勝2敗でデビュー当初に2回判定で負けたのみでその後は22連勝し、そのまま新たな挑戦を宣言し、K-1を卒業しました。

 武居選手はとにかく打撃の威力が強いうえに動きがしなやかで軽量級の中では武尊選手に匹敵するほどのKO率で数々の強豪選手を倒してきました。周囲の選手や元K-1王者の魔裟斗さんによると、武居選手のパンチは非常に重くて硬いらしく、鉄球で殴られていると感じるようなパンチを持っているそうです。

 K-1卒業後の武居選手はボクシングに転向し、6戦全勝で全てKO勝ちという驚異的な記録を残しています。現在はOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級の王者になっています。直近の試合では26勝3敗のブルーノ・タリモ選手にカットによるTKOで勝利しています。

久保優太

 久保優太選手は元K-1のウェルター級王者だった選手です。キックボクシングのプロ戦績50勝10という驚異の戦績を誇るファイターで格闘IQが非常に高く、K-1選手には少ないタイプのロジカルな戦い方で日本人の誰も勝つことのできなかったジョーダン・ピケオー選手に判定ですが完封勝利をしています。

 久保選手はこの2020年のジョーダンピケオー戦を最後に、ボクシングのオリンピックで金メダルを取るという新たな目標を発表してK-1を卒業しました。ですが、その後に朝倉未来選手との出会いで総合格闘技に興味を持ったそうで、MMAに転向を発表しました。

 K-1離脱後にMMAに転向し、現在はBRAVEジムに所属し宮田代表のもとでレスリングと寝技を練習している様子をSNSでUPしています。現在の戦績は公式試合では1勝1敗ですが、エキシビジョンマッチで1敗しています。

皇治

 皇治選手はK-1でタイトルは取っていないものの試合以外の面でのパフフォーマンス力が非常に高く、大阪では絶大な人気を誇るファイターです。地元の大阪にはとてつもない数のファンがおり、ひとたび試合が組まれると「皇治軍団」と呼ばれるほどの大量のお客さんを会場に呼ぶことが出来るため、プロモーターにも頼られる存在です。

 皇治選手のK-1時代の有名な試合と言えば、vs武尊戦でこの試合前の記者会見などで二人は何度も言い合いをしており乱闘騒ぎにも発展していました。

 この試合は乱闘騒ぎにもなったため非常に注目度が高く、試合でも会場のほとんどを皇治選手のファンで埋めて会場中を味方につけて武尊選手との闘いに挑んでいました。結果は武尊選手が大差での判定勝ちでしたが、試合内容は両者の壮絶なパンチの打ち合いで非常に盛り上がり、この試合をきっかけにさらに皇治選手の人気や注目度が集まりました。ちなみにYouTubeの動画再生回数は1400万回以上再生されています。

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