【RIZIN40】青木真也選手のRIZIN40の勝敗予想まとめ

青木選手「武田さんはジョニーケースに勝ったことで評価されているが、昨年は矢地選手に負けていたりダミアン・ブラウンにしっかり負けていたりするので、まだどこまで評価していいのか分からない部分がある。その意味で言うと不利な戦だと思う。」

「だから武田さんは”頑張りどころ”。ここは本当に勝負にこだわって本当に紙一重で勝つぐらいの感じでいいと思う。」

青木選手「キムスーチョルとアーチュレッタは（武田戦より）もっと相性が悪い。キムスーチョルの上位互換がアーチュレッタだと思う。」

「キムスーチョルも一発があるし、ファイトする気持ちも強いから一発もしかしたらあるかもしれない。」

「でも全然アーチュレッタの方が有利。同じタイプの上位互換だもの。」

青木選手「クレベルとピットブルは割と差があると思う。ピットブルの方が割と強いと思う。」

「体力差、フィジカル、ぶん殴るスタイルも含めてMMAとしての完成度がピットブルの方が当然高い。」

「クレベルも俺と同じで一点突破型。一点突破で行けるところまではあるんだけど、流石にここは超えれないんじゃないですかね。前にやったパトリッキー vs ルイスグスタボ（2019年大晦日の試合）のような試合になると思う。」

青木選手「普通に考えたらAJマッキー。だけど、AJマッキーがライト級でスパイク・カーライル闘っている試合を見てもフェザー級の時ほどのパフォーマンスが発揮できていない。その上でちょっと大きめのサトシソウザと闘ったときにどうなるか？」

「とくにサトシソウザは下になって引き込んで（一本）取るとかあるから、割とルールの妙と不確定な要素が多いからそんなにAJマッキーが圧倒的に有利なわけでもない。（AJマッキーは）階級が一階級下とも言える。」

「あとは（AJマッキーが）当てて逃げる判定スタイルをやった時に（RIZINルールで）どこまで評価されるかというのもある。10対9を3ラウンド取るよりも一発大きいニアフィニッシュのキャッチを取ったほうが勝つ可能性もあるじゃないですか。ルール上はね。」

「そういうルール上の妙があるから1番対抗戦で競っている試合はサトシソウザvs AJマッキーだと思う。」

青木選手「堀口さんはもう拝む対象になっている。動いている堀口恭司をありがたくありがたく見るみたいな感じの領域に入っている。」

「結果は（堀口の）ワンサイドです。でも堀口さんもコンディションが良いとは言えない。本当にコンディションが良かった時の堀口恭司は金太郎にパンチ貰わなかったし、金太郎選手相手なら1分くらいで終わらせるのが堀口恭司だったけど、コンディションも含めてちょっと落ちてるんじゃないかなと思います。」

「堀口恭司はスーパーアスリートだった。フィジカル、体力、超人だった。それが加齢とともにちょっと落ちてきた。異常な反応の良さも落ちてきた。それは僕自身も経験したことだからよく分かっている。」

「だからこそどう組み合わせて誤魔化していくのかも、問われていると思う。対抗戦じゃなくて『堀口恭司の調整試合』フライ級に向けての。ここ2試合は堀口恭司の無駄遣いが続いているとおもいますよ。堀口選手も賢い方だから自分の状況とかコンディションも含めて分かっているから階級を下げるんだと思うし、フライ級の堀口恭司に興味があります。」