2023年4月29日に開催されるLANDMARK 5 in YOYOGIに初出場するMMAファイター、クレアロペス選手の試合映像・戦績・バックボーンのまとめ。
【RIZIN】クレア・ロペスの戦績、試合映像まとめ
クレアロペスはどんな選手?
クレアロペスについて
クレア・ロペス選手は、ムエタイからMMAに転向した女性ファイターです。現在はCombate Globalのアトム級2位にランクインし、中南米では圧倒的な支持を得ています。本記事では、クレア・ロペス選手の経歴や戦績、今後の展望について紹介します。
経歴
クレア・ロペス選手のバックボーンは5歳から約10年間習っていた器械体操で、かなり高いレベルの実力を持っていたそうです。しかし「もっとアドレナリンがでる刺激的なスポーツを始めたい」と思い、17歳の時に父親の影響でムエタイに転向しました。器械体操で培った身体能力を活かして、アマチュア大会で銅メダルを獲得したこともあるそうです。
23歳の時に出産・育児で競技から離れることになりましたが、4年後にブラジル北部でバーリ・トゥードの試合を見たことがきっかけで、格闘技のスキルを磨くためにMMAの練習を始めました。2017年11月のGladiator Fighting Arena 9でMMAプロデビューを果たし、得意のリアネイキッドチョークで一本勝ちを挙げました。2戦目となった2018年4月のRLFC Luxembourg 1ではアレキサンドラ・アルヴァーレ相手にバックマウントからパンチ連打でTKO勝利し、デビューから3連勝を飾りました。その後もコンスタントに試合を重ねています。
戦績
クレア・ロペス選手は、現在までに7勝4敗という戦績を持っています。その中でも、リアネイキッドチョークを武器に多くの相手を仕留めています。また、2019年5月のLadies Fight Night 9では、RIZIN landmark5で戦うことになっているRENA選手とも試合経験のあるハンナ・タイソン選手にギロチンチョークで勝利しています。
ファイトスタイル&試合映像
クレアロペスのファイトスタイル
クレアロペスのファイトスタイルは典型的なボクシングスタイルからの強力な右のパンチになります。女子の中でも重く、倒せるパンチを持っており、そのパンチに織り交ぜてくるタックルも強力です。
タイミング良くテイクダウンを取り、すぐさまパスガードを仕掛けて素早くサイドポジション→マウントポジションを取り、強力なパンチでパウンドを打ち込んできます。そして相手が嫌がって後ろを向いたらすぐさまバックポジションを取りバックチョークを仕掛けるまでがおそらくクレアロペス選手の得意パターンだと思われます。
試合映像
今後の展望
クレア・ロペス選手は現在、中南米では圧倒的な支持を得ているCombate Globalのアトム級2位にランクインしており、その実力は認められています。
一方、クレアロペス選手は火事で家財道具をすべて失ったこともあり、新たな練習環境を求めロンドンに拠点を移し、元UFCファイターのブラッド・ピケットの元で鍛錬を積んでいます。ロンドンでのトレーニングにより、世界的な格闘技団体UFCにも出場を目指すことが報じられています。
今後は、Combate Globalでの試合に加え、UFCへの出場も視野に入れ、更なる活躍が期待されています。
まとめ
クレア・ロペス選手は、器械体操からムエタイを経て、MMAの世界へと進出した注目の選手です。身体能力を活かし、デビューから3連勝を飾るなど、その実力は高く評価されています。現在はCombate Globalで活躍する一方、RIZIN landmark.5でRENA選手との試合を期にRIZINへの継続参戦の可能性もあるので、今後の活躍に注目が集まります。
コメント