太田忍がBellatorデビュー戦で見せた圧倒的強さ!次に戦いたい相手とは?
2024年6月23日、日本時間午前1時ごろ、Bellator Dublin大会にて太田忍が見事な勝利を収めました。対戦相手はロジャー・ブランクで、1ラウンドでノースサウスチョークを決めて一本勝ちしました。この試合は太田のBellatorデビュー戦であり、彼の圧倒的な強さを証明するものでした。太田は試合後のインタビューで、次に戦いたい選手についても言及しました。以下に詳細を紹介します。
太田忍の試合内容と結果
太田忍は急遽代役として出場したロジャー・ブランクと対戦(当初の対戦相手であったフランチェスコ・ヌッツィは試合を欠場)。試合は開始からわずか2分18秒で決着し、太田はノースサウスチョークという珍しい技で勝利を収めました。この勝利により、太田忍の実力が改めて世界的に証明されました。
↓が太田忍のフィニッシュシーン
ノースサウスチョークとは?
ノースサウスチョークは、相手の首に腕を回し、肋骨で相手の頭を挟み込むことで空気の流れを制限する絞め技です。この技は非常に高い技術を必要とし、成功させるのは難しいとされています。
ちなみにこの技は相手の足の方向と自身の足の方向がそれぞれ北と南を向いているように見えることからNorth(北)South(南)choke(チョーク)という名前が付けられたそうです。
「ノースサウスチョークって何?」と疑問に思う方も多いでしょう。この技は、グラップリングや柔術でよく使われる技の一つです。太田忍のようにレスリングのオリンピックメダリストの選手が使うことで、その威力がさらに際立ちます。
太田忍の実績と今後の展望
太田忍は、元グレコローマンスタイルのレスリングでオリンピック銀メダルを獲得するという輝かしい経歴を持ちます。MMAに転向してからも順調に勝利を重ねており、今回のBellatorデビュー戦でもその実力を発揮しました。今後の彼の活躍に期待が高まります。
海外メディアの反応
太田忍の試合は、海外の有名なMMAニュースサイトでも取り上げられました。以下は、いくつかのサイトの反応です。
Sportskeedaの記事の内容
- ノースサウスチョークの使用:オリンピックメダリストの太田忍が、Bellatorデビュー戦で珍しいノースサウスチョークを使って勝利を収めました。
- 試合の展開:太田は急遽代役として出場し、初回2分18秒でロジャー・ブランクにノースサウスチョークを決めてタップを奪いました。
- 技の説明:ノースサウスチョークは、相手の首に腕を回し、肋骨で相手の頭を挟み込むことで空気の流れを制限する絞め技です。
- 太田の実績:この勝利により、太田は連勝を3に伸ばし、Bellatorバンタム級での地位を向上させました。
MMAJunkieの記事の内容
- ノースサウスチョークによる一本勝ち:Bellator Champions Series: Dublinで、Shinobu OtaがRoger Blanqueにノースサウスチョークを決め、1ラウンド2分18秒でタップアウトに導いた。
- 試合の激しさ:Blanqueは激しく身体をくねらせたが、Otaがかけたチョークから逃れることはできませんでした。
- 試合結果のビデオ:試合のフィニッシュのビデオが提供されており、Otaの一本勝ちが確認できます。
- 追加情報:Bellator Champions Series: Dublinの詳細や、MMA Junkieのイベントハブへの訪問、InstagramページやYouTubeチャンネルでの議論の案内が含まれています。
Bellator Dublin fight ends with rare north-south choke submission (usatoday.com)
海外のファンの反応
太田忍が海外で初めて試合を行ったことで、多くの海外ファンの注目を集めました。以下に、Twitter上のファンの反応を紹介します。
Twitterの声
「日本国外での初戦で圧倒的なパフォーマンスを見せた太田忍。珍しいノースサウスチョークでフィニッシュし、プロとして7勝3敗に」
「グレコローマンの世界チャンピオン」
「太田はMMAのベストレスラー/グラップラーのリストに必ず入るべき」
「すごい。」
「鳥肌が立った」
「太田忍が内なる服部半蔵を引き出してる」
「日本人の太田忍がスペイン人のロジャー・ブランクを苦しめるフィニッシュを決めた」
「太田忍が1ラウンドでロジャー・ブランクをノースサウスチョークで一本勝ち」
「太田忍がロジャー・ブランクを1ラウンドでサブミッション勝ち – 2:18 #BellatorDublin」
「よくやった太田忍!!行けー!👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻 #BellatorDublin」
「#BellatorDublin 太田忍がロジャー・ブランクを1ラウンドでノースサウスチョークで一本勝ち。見事なフィニッシュ」
「太田忍!彼は強い男だ!相手に全く隙を与えなかった。#BellatorDublin🇮🇪」
「おおお!太田忍がロジャー・ブランクを1ラウンドでサブミッションで仕留めた #BellatorDublin」
次の対戦相手候補は?
6月24日の夜ごろ、勝利したばかりの太田忍がYouTubeでライブ配信を行いました。その中で、次に戦いたい選手の名前がいくつか挙がりましたので、以下に紹介します。
ヴィンス・モラレス
太田忍本人はあまり意欲的ではなかったものの、ファンからはモラレスとの試合を望む声がいくつかありました。
元谷友貴
以前に太田忍と対戦した元谷友貴は、3-0の判定勝利を収めています。太田はリベンジ戦を希望しており、当時の試合では直前に高熱を出してしまい、納得のいかない結果だったと語っています。
セルジオ・ペティス
ベラトールの元バンタム級チャンピオンであり、以前に堀口恭司にKO勝利を収めた選手です。**太田
は今後戦いたい選手として彼の名前を挙げました**。
キム・スーチョル
太田はこの対戦が絶対に死闘になると考えており、そんな試合がしたいと述べました。
パトリック・ミックス
太田はパトリック・ミックスを、世界中のバンタム級で最も強い選手の一人として評価しています。ミックスはベラトールの現在のバンタム級チャンピオンであり、堀口恭司やパトリシオ・ピットブルにも勝利しています。
ダニー・サバテーロ
ベラトールのトップランカーであり、堀口恭司と同じジム、アメリカントップチーム(ATT)所属の選手です。レスリングスタイルが明確で、相手をテイクダウンしてグラウンドコントロールで試合を制するのが得意です。太田とのレスリング対決を見たいというファンの声が多く上がっています。
引用元YouTubeチャンネル↓
ベラトールダブリン大会の全試合結果
- Ramazan Kuramagomedov def. Jason Jackson via unanimous decision (48-47, 48-47, 48-47)
ラマザン・クラマゴメドフがジェイソン・ジャクソンに対し、判定勝ち(48-47, 48-47, 48-47) - Paul Hughes def. Bobby King via TKO (punches) — Round 2, 4:50
ポール・ヒューズがボビー・キングに対し、TKO勝ち(パンチ)— 第2ラウンド、4:50 - Arlene Blencowe def. Sinead Kavanagh via submission (guillotine choke) — Round 2, 3:02
アーリン・ブレンコウがシネード・カバナに対し、ギロチンチョークでサブミッション勝ち — 第2ラウンド、3:02 - Dalton Rosta def. Norbert Novenyi Jr. via majority decision (28-28, 29-28, 29-28)
ダルトン・ロスタがノーバート・ノヴェニー・ジュニアに対し、多数決判定勝ち(28-28, 29-28, 29-28) - Darragh Kelly def. Mathias Poiron via technical submission (guillotine choke) — Round 1, 1:29
ダラ・ケリーがマティアス・ポワロンに対し、ギロチンチョークでテクニカルサブミッション勝ち — 第1ラウンド、1:29 - Kasum Kasumov def. Matheus Mattos via unanimous decision (29-28, 30-27, 30-27)
カスム・カスモフがマテウス・マトスに対し、判定勝ち(29-28, 30-27, 30-27) - Nathan Kelly def. Jose Sanchez via submission (ninja choke) — Round 1, 3:42
ネイサン・ケリーがホセ・サンチェスに対し、ニンジャチョークでサブミッション勝ち — 第1ラウンド、3:42 - Khasan Magomedsharipov def. Tyler Mathison via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
カサン・マゴメドシャリポフがタイラー・マティソンに対し、判定勝ち(30-27, 30-27, 30-27) - Sarvarjon Khamidov def. Marcirley Alves via unanimous decision (30-27, 30-27, 30-27)
サルバルジョン・カミドフがマルシルリー・アルベスに対し、判定勝ち(30-27, 30-27, 30-27) - Shinobu Ota def. Roger Blanque via submission (north-south choke) — Round 1, 2:18
太田忍がロジャー・ブランクに対し、ノースサウスチョークでサブミッション勝ち — 第1ラウンド、2:18 - Michelle Montague def. Karolina Sobek via submission (rear-naked choke) — Round 1, 2:41
ミシェル・モンタギューがカロリーナ・ソベックに対し、リアネイキッドチョークでサブミッション勝ち — 第1ラウンド、2:41 - Nate Kelly def. Paul Nolan via submission (armbar) — Round 1, 1:49
ネイト・ケリーがポール・ノーランに対し、アームバーでサブミッション勝ち — 第1ラウンド、1:49
以上が太田忍の試合を含むBellator Dublin大会の結果です。太田忍の今後の活躍に期待しましょう。
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