ジェアン・シウバ、緊急参戦でドリュー・ドーバーを撃破！UFCデンバーの試合レポート

緊急参戦で見事な勝利！ジェアン・シウバ、UFCデンバーでドリュー・ドーバーを撃破

この記事では、2024年7月14日に行われたUFCデンバー大会でライト級ドリュー・ドーバー（Drew Dober）に緊急参戦で勝利したジェアン・シウバ（Jean Silva）について詳しく解説していきます。彼の背景、試合展開、そして今後の展望について掘り下げていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

ジェアン・シウバのプロフィール

ジェアン・シウバ（Jean Silva）は、ブラジルのフォズ・ド・イグアス出身の27歳。ニックネームは「Lord（ロード）」、フェザー級とライト級の両方で活躍しています。彼のスタンスはオーソドックスで、身長170.2 cm、体重65.8 kg、リーチは175.3 cmです。

DWCSでUFCと契約

2016年にプロデビューし2023年9月5日にDWCSと呼ばれるダナ・ホワイト・コンテンダー・シリーズ（Dana White’s Contender Series）に出場。この大会でいい内容で勝利すると、UFC代表であるダナ・ホワイトから直々にUFCとの契約を結んでもらえる大会になります。

ジェアン・シウバは現在まで14勝しており、その中の10勝はKO勝ち2勝はサブミッションによる一本勝ちをしており、高いフィニッシュ率を持つ選手です。

しかもそのKO勝ちのうちの９勝が1ラウンドフィニッシュという驚異的な打撃力を見せています。

ジェアン・シウバのプロフィール

戦績とスタイル

シウバの戦績は14勝2敗（UFC3勝0敗）と非常に優秀で、今回の勝利でその評価をさらに高めました。彼の試合スタイルはスピーディで、特に打撃のスキルが光ります。

↓シウバの打撃ラッシュ

【ジェアン・シウバのUFCでの戦績】

ドリュー・ドーバーとの緊急対戦

元々、ドリュー・ドーバーはマイク・デイヴィスとの試合が決まっていましたが、デイヴィスが負傷欠場となり、急遽ジェアン・シウバがフェザー級からライト級に転向して対戦することになりました。

試合の流れ

試合はシウバが終始優勢に進め、特にテイクダウンを首相撲で切り、スタンドでの打撃戦が続きました。シウバのスピードがドーバーを圧倒し、打撃での優勢が目立ちました。特に肘打ちやカウンターの技術が光り、ドーバーの眉を大きくカットさせる結果となりました。その結果、3R 1分28秒でシウバのTKO勝利が決定しました。

過去の試合と今回の意義

シウバは前回のUFC303でシャルル・ジョーデインと対戦し、規定体重をオーバーしたことで報奨金の20％を支払うペナルティを受けました。この試合では勝利しましたが、評価が低下しました。しかし、今回の勝利でその評価を取り戻すことができました。

↓前回UFC303の試合のフィニッシュシーン

今後の展望と評価

シウバは今大会でドーバーとの試合が「ファイト・オブ・ザ・ナイト」に選ばれ、ボーナスの5万ドルを獲得しました。これは彼のキャリアにとって大きなプラスとなり、今後のUFCでの活躍が期待されます。

↓ファイト・オブ・ザ・ナイト（FOTN）ボーナスが決まったことが知らされたときのジェアンシウバ

UFC連勝記録

シウバはこの勝利でUFC連勝までの日数が14日となり、以下のような名だたる選手たちと肩を並べることになりました。

• ハムザト・チマエフ（10日）
• チャス・スケリー（13日）
• ショーン・ストリックランド（14日）
• クリス・リーベン（14日）

まとめ

ジェアン・シウバの今回の勝利は、彼のキャリアにとって重要なターニングポイントとなりました。急遽参戦した試合での圧倒的な勝利は、彼の実力を証明するものであり、今後の活躍に期待が高まります。