マイケル・チャンドラー、コナー・マクレガーとの対戦を諦めチャールズ・オリベイラとの再戦が決定!【UFC 309】

2024年11月16日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC 309にて、マイケル・チャンドラーが元UFCライト級王者チャールズ・オリベイラと再び対戦することが正式に決定しました。チャンドラーは長らくコナー・マクレガーとの試合を待ち続けてきましたが、ついにその実現を諦め、オリベイラとのリベンジマッチに挑むことを選びました。この記事では、チャンドラーとマクレガー、そしてオリベイラとの再戦について解説していきます。

参照:https://t.co/fdtuvctBgB

マイケル・チャンドラーがマクレガーを諦めた理由

マイケル・チャンドラーは、約2年間もコナー・マクレガーとの試合を待ち続けていました。2022年にダスティン・ポイエーに敗れた後、2023年には「アルティメット・ファイター」でマクレガーと対立するコーチとして出演し、その後の対戦が期待されていました。しかし、6月に予定されていたUFC 303での対戦は、マクレガーがトレーニング中に足の小指を骨折したことで中止となり、それ以来、試合実現の目処が立っていません。

マクレガーについてのコメント

マイケル・チャンドラーはその後に海外の記者に対してコナー・マクレガーとの試合を諦めた理由をコメントしています。以下がそのポストの内容です。

マイケル・チャンドラーは、1年以上待ち続けたものの「MMA史上最も信頼できない人間」であるコナー・マクレガーとの次の試合はないことを明言し、代わりに11月16日のUFC 309でチャールズ・オリベイラとの再戦に臨むことを発表しました。

「(コナー・マクレガー)君は、MMA界に現れた中で最も信頼できない人間だ。だから、俺はチャールズ・オリベイラと戦うことにした。」

「俺がコナーの次の対戦相手じゃないんじゃなくて、コナーが俺の次の対戦相手じゃないんだ。でも、俺はコナー・マクレガーの次の対戦相手だ。」

「彼がUFCに戻る唯一の道は、テネシー州ナッシュビルを通るものだ。彼は俺と戦うだろう。なぜなら、彼が俺を恐れていないことを世界に証明しなければならないからだ。こういうことは言いたくなかったんだが、男としてそれを言わなければならなかった。彼は自分の口で小切手を切ったが、それを現金化することはできなかったんだ。」

「本当に信じている。もしコナー・マクレガーの対戦相手がマイケル・チャンドラーという名前じゃなかったら、彼は6月29日に現れていただろう。でも、彼は来なかった。」

https://twitter.com/ParryPunchNews/status/1834860897552204020

チャンドラーとオリベイラの因縁

今回のUFC 309で対戦するチャールズ・オリベイラとは、2021年5月に開催されたUFC 262で155ポンドのライト級タイトルをかけて初めて対戦しています。当時の試合では、オリベイラが第2ラウンドでチャンドラーをTKOで下し、空位だったライト級王座を獲得しました。チャンドラーにとって、この敗北は今でも悔しいものであり、今回の再戦でリベンジを果たすことを目標にしています。

「オリベイラってどんな選手?」

チャールズ・オリベイラは、卓越した柔術の技術と打撃力を兼ね備えた総合格闘家で、総戦績は34勝10敗(UFCで22勝10敗)を誇ります。ライト級王者としてダスティン・ポイエーやジャスティン・ゲイジーを破った実績があり、その後イスラム・マカチェフに敗れたものの、UFC 289ではベニール・ダリウシュに勝利し、再び頂点を目指しています。

UFC 309での対戦の見どころ

UFC 309でのチャンドラーとオリベイラの再戦は、互いに強みをぶつけ合う非常にエキサイティングな一戦となるでしょう。チャンドラーの打撃力とレスリング技術、そしてオリベイラのグラップリングとサブミッション技術が交錯する展開が予想されます。

チャンドラーの戦術に期待

チャンドラーは、過去の敗北から学び、オリベイラに対して新たな戦略を練っているに違いありません。彼の得意とするのは、スピードを活かした打撃とテイクダウンのコンビネーションです。もしオリベイラを早い段階でグラウンドに引き込むことができれば、リベンジのチャンスが大きく広がります。

オリベイラの優位性

一方、オリベイラは過去の対戦でチャンドラーを破った経験があり、自信を持って試合に挑むでしょう。特にサブミッション技術においては、UFC屈指の実力者である彼が、グラウンドでの展開を支配する可能性は十分にあります。

試合のオッズ

すでにこの試合のオッズも公開されています(オッズは随時変更します)
オリベイラ 1.46倍 × チャンドラー 2.8倍

UFC 309の試合ラインアップ

UFC 309は、メインイベントとなるチャンドラー対オリベイラの再戦以外にも、多くの注目カードが並んでいます。以下が現時点で発表されているラインアップです:

  • マイケル・チャンドラー vs. チャールズ・オリベイラ(ライト級)
  • エリック・アンダース vs. クリス・ワイドマン(ミドル級)
  • ヴィヴィアン・アラウジョ vs. カリーヌ・シウバ(女子フライ級)
  • ニキータ・クリロフ vs. アザマット・ムルザカノフ(ライトヘビー級)
  • ヴェロニカ・ハーディ vs. エドゥアルダ・モウラ(女子バンタム級)
  • ジョナサン・マルティネス vs. マーカス・マクギー(バンタム級)
  • ラミズ・ブラヒマイ vs. ミッキー・ゴール(ウェルター級)

今後のマクレガーとの対戦の可能性

ファンが気になるのは、マクレガーとの対戦が完全に消滅したのかどうかという点です。UFCのCEOダナ・ホワイトによると、チャンドラー対マクレガーの試合はまだ「将来的には実現する可能性がある」とのことです。しかし、マクレガーのコンディションや復帰の時期が不透明なため、現時点では具体的な計画は立っていません。

今回のオリベイラ戦の発表を受けてのマクレガーの反応

今回のチャンドラーvsオリベイラの発表後にコナー・マクレガーはこのようにポストしました。

マクレガーの挑発的な投稿内容

今回の試合発表後、コナー・マクレガーはX(旧Twitter)にてマイケル・チャンドラーに対して挑発的な投稿を行いました。以下がその内容です。

「チャンドラーはテイクダウンが止められて、マウントを取られるのを見て正式に逃げたな。小さなデブ野郎が。今、フロリダのハードロックホテルにいる。今夜はベアナックルの試合を観るんだ。今日の早い時間にDFSIで検査を受けたよ。俺の試合日を早く教えろ!」

この投稿では、マクレガーがチャンドラーの試合決定に対して不満を抱いている様子が伺えます。特に「逃げた」と表現していることから、チャンドラーが自分との対戦を避けたかのように感じているようです。また、マクレガーはDFSI(ドラッグ検査)を受けたことを明かしており、試合復帰に向けた準備が進んでいることを示唆しています。

マクレガーの過激な発言はファンの注目を集め、再び彼の復帰に対する期待が高まっていますが、現時点では具体的な試合日程は未定です。

マイケル・チャンドラーのプロフィール

参照:マイケル・チャンドラー – Wikipedia

  • 本名: マイケル・チャンドラー・ジュニア (Michael Chandler Jr.)
  • 生年月日: 1986年4月24日(38歳)
  • 出身地: アメリカ合衆国 ミズーリ州ハイリッジ
  • 通称: アイアン (Iron)
  • 居住: アメリカ合衆国 テネシー州ナッシュビル
  • 国籍: アメリカ合衆国
  • 身長: 173 cm (5 ft 8 in)
  • 体重: 70 kg (154 lb)
  • 階級:
  • ウェルター級 (2010年 – 2011年)
  • ライト級 (2011年 – )
  • リーチ: 180 cm (71 in)
  • 拠点: アメリカ合衆国 フロリダ州ボカラトン
  • チーム: サンフォードMMA

マイケル・チャンドラーは、アメリカ出身の総合格闘家であり、長年UFCとベラトールの舞台で活躍しています。その力強い打撃と優れたレスリング技術で知られ、「アイアン」の異名を持つ彼は、ファンからの人気も非常に高いです。チャンドラーは、これまでライト級で数々の強敵と激闘を繰り広げてきましたが、今度のチャールズ・オリベイラとの再戦は、過去の敗北を晴らす絶好のチャンスとなるでしょう。


チャールズ・オリベイラのプロフィール

参照:チャールズ・オリベイラ – Wikipedia

  • 本名: チャールズ・オリヴェイラ・ダ・シウバ (Charles Oliveira da Silva)
  • 生年月日: 1989年10月17日(34歳)
  • 出身地: ブラジル サンパウロ州グアルジャ
  • 通称: ドゥ・ブロンクス (Do Bronx、貧民街)
  • 国籍: ブラジル
  • 身長: 178 cm (5 ft 10 in)
  • 体重: 70.3 kg (155 lb)
  • 階級:
  • ライト級 (2008年 – 2011年、2017年 – )
  • フェザー級 (2012年 – 2016年)
  • ウェルター級 (2008年)
  • リーチ: 188 cm (74 in)
  • スタイル: ブラジリアン柔術、ムエタイ
  • チーム:
  • マカコ・ゴールド・チーム
  • シュートボクセ・アカデミー
  • トレーナー: ディエゴ・リマ、ジョルジ・パチーユ・マカコ(柔術コーチ)
  • ランク: ブラジリアン柔術 (黒帯三段)

チャールズ・オリベイラは、ブラジル出身の総合格闘家であり、UFC史上最も多くのサブミッション勝利を持つ選手として知られています。彼の「ドゥ・ブロンクス」(貧民街)の通称は、彼の生い立ちを象徴しています。彼は、ブラジリアン柔術とムエタイを駆使してオクタゴンで数々の勝利を収め、2021年にはUFCライト級王座を獲得しました。再びチャンドラーとの対戦に挑むオリベイラは、その圧倒的なサブミッション技術で再び勝利を収めることができるかが注目されています。

まとめ

UFC 309で実現するマイケル・チャンドラーとチャールズ・オリベイラの再戦は、2021年の初対決以来、ファン待望の一戦です。チャンドラーにとってはリベンジの場となり、オリベイラにとっては再び自らの実力を証明する機会です。さらに、将来的にはコナー・マクレガーとの対戦も視野に入れていることから、今後の展開にも注目です。ぜひ、2024年11月16日の夜、UFC 309をお見逃しなく!

コメント

タイトルとURLをコピーしました