テレビ局の衣装貸出依頼がSNSで炎上?コスプレイヤーの反応

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近年、テレビ局がコスプレイヤーに「衣装を貸してほしい」とSNSを通じて依頼するケースが増えています。コスプレ文化が広がる中、こうした依頼には慎重な対応が必要です。本記事では、実際に送られたDMの例、コスプレイヤーの反応、問題点、改善点について詳しく解説します。


テレビ局からのDMの内容

以下は、実際に送られたDMの一例です。


DMの原文:

   様
突然のご連絡失礼いたします。TBSテレビで「モニタリング」という番組を担当しております@@と申します。
2023年12月21日に投稿されている積怒のコスプレ衣装を拝見しご連絡させていただきました。
当番組の企画で「コスプレカラオケ企画」という芸能人がアニメ等のコスプレをした状態でカラオケを歌い、一般の方がその芸能人の正体を当てるという企画がございます。
この企画で積怒の衣装をお借りできないかと思いご連絡させていただきました。
また、こちらから連絡を入れたのにも関わらず、現段階では企画準備段階のため撮影は確定しておりません。
ご検討頂き、ご連絡頂けますと幸いです。ご確認の程、何卒よろしくお願い致します。
木村

「モニタリング」とは?
モニタリングとはTBSテレビで放送されているバラエティ番組です。

番組HP:ニンゲン観察バラエティ『モニタリング』|TBSテレビ


このDMは一見丁寧に見えますが、謝礼や具体的な条件が明示されていない点が問題です。これがコスプレイヤーにとっての不信感の源となります。


コスプレイヤーの反応

このDMに対して、コスプレイヤーからは以下のような反応が見られました。

何かモニタリングからDMが来てたと思ったら、レイヤー同士でも衣装の貸し借りなんてしないのに、芸能人だか知らないけど見ず知らずの他人に愛情込めて拘って作った衣装をおいそれと貸すわけないでしょうよ……コスプレイヤー 足元見られてるわ😂

ここで強調されているのは、コスプレイヤーにとって、衣装は単なる「服」ではなく、多大な時間と労力をかけて作り上げた「作品」であるという点です。これを簡単に借りられると思うテレビ局側の態度に不快感を覚えたのです。

テレビ局の衣装貸出依頼がSNSで炎上?コスプレイヤーの反応

テレビ局からの依頼における問題点

テレビ局からの依頼にはいくつかの問題点があり、コスプレイヤーに不安や不快感を与える要因となっています。

1. 謝礼についての不透明さ

DMの中で謝礼について全く触れられていない点は非常に問題です。コスプレイヤーは衣装の制作に多くの時間とお金を投資しており、その対価が明示されない場合、協力をためらうのも無理はありません。

2. クリーニングやメンテナンスの取り決めがない

衣装の使用後、クリーニングや修理が必要になる場合もありますが、その費用や方法については何も言及されていません。コスプレイヤーにとって、貸し出し後のケアは重要な問題です。

3. 連絡先や問い合わせ窓口が不明確

DMには担当者の名前がありますが、具体的な連絡先や問い合わせ窓口の情報が不足しています。問題が発生した際に、迅速な対応ができる体制が整っていないと、信頼関係を築くのは難しいです。

4. コピペDMの印象

さらに、複数のコスプレイヤーに同じ内容のDMが送られていることがわかると、テレビ局側が誠意を欠いていると感じられることがあります。依頼をする際には、コスプレイヤー一人ひとりに対する個別の対応が必要です。


コスプレイヤーの対応策

コスプレイヤーとして、こうしたDMにどう対応すべきかを考えてみましょう。

1. 謝礼の確認

まずは謝礼の有無を確認しましょう。謝礼が提示されない場合、無償での協力をするかどうかを慎重に判断する必要があります。

2. 貸し出し条件の提示

衣装を貸し出す際には、クリーニングやメンテナンス、損傷時の対応について明確な条件を設定しておくことが大切です。これにより、後から発生するトラブルを防ぐことができます。

3. クレジット表記の確認

衣装が使用された場合、自分の名前をクレジットに表記してもらえるかどうかを確認しましょう。自分の作品が適切に評価されるためには、クレジット表記も重要です。

4. 連絡窓口の確認

依頼を受ける場合、担当者の連絡先や問い合わせ窓口をしっかり確認し、問題が起きた際に迅速に対応できるようにしておくことが大切です。


テレビ局が改善すべき点

テレビ局がコスプレイヤーに依頼をする際、以下の改善点に注意すべきです。

1. パーソナライズされたメッセージの送信

DMは一律に送るのではなく、コスプレイヤー一人ひとりにパーソナライズされた丁寧なメッセージを送ることが大切です。個別の対応をすることで、相手に対するリスペクトを示すことができます。

2. 謝礼の明示

謝礼の有無や金額について、最初に明確に提示することが重要です。無償での依頼の場合でも、その理由を丁寧に説明し、相手に選択肢を与えることで誠実さを示せます。

3. クリーニングやメンテナンスの取り決め

衣装の使用後のクリーニングやメンテナンス費用についても、事前に取り決めを行い、コスプレイヤーに不安を抱かせないようにすることが大切です。

4. 連絡窓口の明確化

依頼後に問題が発生した場合に備え、担当者の連絡先や問い合わせ窓口を明確にすることも重要です。迅速な対応が信頼構築の鍵となります。


まとめ:DMは見られていることを意識した誠実な対応が必要

テレビ局側は、DMという閉鎖された空間でも、送った内容がスクリーンショットされ、SNSに投稿される可能性があることを理解する必要があります。今の時代、個人のSNSは多くの人に見られており、たとえ非公開のやり取りであっても、失礼な対応をすれば瞬時に広まります。

そのため、たとえDMであっても、誰が見ても不快に思わないような誠実なメッセージを送ることが非常に重要です。コスプレイヤーへの敬意を持ち、彼らの作品を軽んじない姿勢での対応が、信頼を築くための第一歩です。


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