ONE Championshipとの契約は間違い?デ・リダーが明かす厳しい現実

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元ONE Championship二階級王者ライニアー・デ・リダーが語る現在のONEと選手への忠告

元ONE Championshipの二階級王者であるライニアー・デ・リダーが、UFCでのデビュー戦後に以前所属していたONE Championshipについて厳しいコメントを残しました。

この発言は、これからONEと契約を考える選手にとって警告として受け取られています。彼の体験談は、選手やファンに大きな示唆を与え、格闘技業界においても注目を集めています。

ライニアー・デ・リダーの強烈な警告 – ONEとの契約を考える選手へのメッセージ

デ・リダーは、UFC Fight Night 247のセミメインイベントでベテランのジェラルド・マーシャートに勝利した後、記者会見でONE Championshipについて率直に語りました。

その中でも最も注目すべきは、契約を検討する選手に対して強い警告を発したことです。

彼の言葉には、自身が経験した苦労と失望が込められており、格闘技界に大きな波紋を呼んでいます。

「他の格闘家のために言わざるを得ません。もしONE Championshipと契約を検討しているなら、やめた方がいいです。これが結論です。契約すべきではありません。そこには何もありません。試合もありません。契約するのは大きな間違いです」とデ・リダーは厳しく警告しています。

この発言からは、試合機会が乏しい現状に対する深い不満と、他の選手への思いやりを垣間見ることができます。

https://x.com/MMAJunkie/status/1855634715459645906

なぜデ・リダーがここまで強い言葉を発したのか

デ・リダーがこのような警告を発した背景には、ONE Championshipでの過酷な経験があります。

彼は最初の数年間は良い待遇を受けていたものの、次第に試合が組まれなくなり、家族や自身の生活にも大きな負担がかかっていたと語ります。

「試合をするためにかかったストレスが家族にも影響した」という言葉からは、プロの格闘家としてキャリアを築く上での苦悩が感じられます。

ONE Championshipの現在 – MMAファイターにとって厳しい現実

デ・リダーの発言は、現在のONE Championshipが抱える問題を浮き彫りにしています。ONEは近年、キックボクシングやムエタイなどの立ち技競技に力を入れており、MMAの試合機会が大幅に減少しています。

その結果、多くのMMAファイターが試合を待ち続ける状況に陥り、SNS上では「飼い殺し状態」とまで揶揄されることもあります。

この現状に対して、デ・リダーのように声を上げる選手が増えているのです。

ライニアー・デ・リダーのプロフィールと戦績

本名: ライニアー・デ・リダー (Reinier De Ridder)
生年月日: 1990年9月7日(34歳)
出身地: オランダ、北ブラバント州ブレダ
通称: RDR、ザ・ダッチ・ナイト (The Dutch Knight)
国籍: オランダ
身長: 193 cm (6 ft 4 in)
体重: 84 kg (185 lb)
階級: ライトヘビー級、ミドル級
スタイル: ブラジリアン柔術
拠点: アメリカ合衆国、フロリダ州ディアフィールドビーチ
チーム: コンバット・ブラザーズ → キルクリフFC
ランク: ブラジリアン柔術 (黒帯)、柔道 (黒帯)
現役期間: 2013年 –

総合格闘技記録:

  • 試合数: 20
  • 勝利: 18
  • ノックアウト: 4
  • タップアウト(サブミッション): 12
  • 判定: 2
  • 敗戦: 2
  • ノックアウト: 2

青木真也の事例に見るONEとの葛藤

日本でも特に有名なONE所属選手である青木真也選手も、SNSや自身のラジオ、ノートなどでONEに対する不満を表明しています。

かつてはONE代表であるチャトリCEOと近い関係にあった青木選手ですら、自身の待遇や試合機会に対して疑問を抱いていることは、他の選手にとっても無視できない現実です。

ONEとの契約を考える際に知っておくべきこと

デ・リダーが強く警告したように、ONEとの契約は慎重に行う必要があります。

特にMMAファイターは、代理人や弁護士と共に契約内容をしっかりと確認し、試合機会や報酬、秘密保持条項などの詳細を十分に理解することが重要です。

「契約するのは大きな間違い」というデ・リダーの言葉を受け、選手たちは自身のキャリアを守るための準備を怠ってはなりません。


結論として、ライニアー・デ・リダーの発言は、ONE Championshipとの契約を考えるすべての選手にとって大きな警鐘です。

彼の経験を参考に、自身のキャリアを見つめ直すと共に、適切な交渉を行うことが求められます。

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