なぜ「ふてほど」が流行語大賞?視聴率はどうだったのか?選考委員は誰だったのか?を一つずつ解説

なぜ「ふてほど」が流行語大賞?視聴率はどうだったのか?選考委員は誰だったのか?を一つずつ解説 Uncategorized
なぜ「ふてほど」が流行語大賞?視聴率はどうだったのか?選考委員は誰だったのか?を一つずつ解説

「ふてほど」の流行語大賞受賞に疑問続出!選考委員と視聴率を徹底調査

今年の新語・流行語大賞、年間大賞は「ふてほど」に決定!その背景と世間の反応を徹底解説

新語・流行語大賞、年間大賞は「ふてほど」

2024年の新語・流行語大賞で年間大賞に選ばれたのは、「ふてほど」という言葉でした。この「ふてほど」は、TBS系で放送されたドラマ『不適切にもほどがある!』の略称です。

ドラマは2024年1月から3月まで放送され、主演を務めたのは阿部サダヲさん。この作品では、昭和の価値観を持つ主人公が現代のコンプライアンス社会に適応しようと奮闘する様子がコミカルに描かれ、多くの視聴者を楽しませました。


「ふてほど」とは何なのか?

「ふてほど」は、『不適切にもほどがある!』の略称で、SNSを中心に広まりました。このドラマでは、時代背景の異なる価値観が衝突し、現代社会における多様性やコンプライアンスの問題がユーモアを交えて描かれています。

以下はドラマの基本情報と視聴率の一覧です:

話数放送日サブタイトル視聴率
第1話1月26日頑張れって言っちゃダメですか?7.6%
第2話2月2日一人で抱えちゃダメですか?7.1%
第3話2月9日可愛いって言っちゃダメですか?7.1%
第4話2月16日既読スルーしちゃダメですか?6.7%
第5話2月23日隠しごとしちゃダメですか?8.3%
第6話3月1日昔話しちゃダメですか?8.3%
第7話3月8日回収しなきゃダメですか?6.9%
第8話3月15日1回しくじったらダメですか?6.8%
第9話3月22日分類しなきゃダメですか?7.4%
最終話3月29日アップデートしなきゃダメですか?7.9%

平均視聴率は7.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、注目されたドラマではありましたが、視聴率としては特筆すべき高水準ではありませんでした。


流行語大賞の選考委員とは?

今回の新語・流行語大賞を選出した選考委員は以下の通りです:

  • 金田一秀穂(杏林大学教授)
  • 辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
  • パトリック・ハーラン(お笑い芸人)
  • 室井滋(俳優・エッセイスト)
  • やくみつる(漫画家)
  • 大塚陽子(『現代用語の基礎知識』編集長)

この委員たちは、文化や社会的影響を評価する視点で選考しているとされていますが、SNSでの反応を見ると、今回の選考が大衆の意見と一致していないという指摘が多く見受けられます。

https://x.com/atsushiTSK/status/1730514680698056766

ロンドンブーツの田村淳さんはこの審査員に対して以下のような意見をXで述べています。

流行語大賞の審査員6人の平均年齢が61.5歳ということに驚愕している

SNSの反応:「ふてほど」に共感する人は少数派?

「ふてほど」が年間大賞に選ばれたニュースに対し、SNS上では以下のような批判や疑問の声が上がっています:

  1. 「そもそも知らない」
    「ふてほど」という言葉自体が知られておらず、「こんな言葉聞いたことがない」という意見が多く見られました。
  2. 「他にもっと流行した言葉があるのでは?」
    「AI」「生成系」「リスキリング」など、2024年に話題となったキーワードが選ばれなかったことに疑問を呈する声が多いです。
  3. 「時代遅れの選考基準」
    流行語大賞が近年、若年層やSNSでのトレンドを反映していないと感じる人が多いようです。

流行語大賞と世間の認識のギャップ

今回の「ふてほど」が年間大賞に選ばれたことで、流行語大賞の選考プロセスそのものが議論の対象となっています。

  • 選考基準の透明性が不足
    一般投票やSNSの反映が少ないため、選考基準が一部の価値観に偏っているという批判が出ています。
  • SNSトレンドの軽視
    現代では、SNS上でバズった言葉が実際の流行を大きく反映しているにもかかわらず、そのデータが活用されていない可能性が指摘されています。

流行語大賞をより時代に即したものにするためには?

  1. SNSデータを積極的に活用
    SNSでのバズワードを選考プロセスに組み込むことで、より大衆の意見に近い結果を得られるでしょう。
  2. 一般投票の導入
    候補となる言葉を公表し、国民の投票を反映させる仕組みを作ることで透明性を高めることができます。
  3. 若年層の意見を重視
    若年層の発信する言葉やトレンドが社会に大きな影響を与える時代において、幅広い年代の意見を取り入れることが必要です。

その他のノミネートされた流行語

以下の言葉はその他のノミネートされた流行語になります。

ノミネート語
アサイーボウル
アザラシ幼稚園
インバウン丼
裏金問題
界隈
カスハラ
コンビニ富士山
侍タイムスリッパー
初老ジャパン
新紙幣
新NISA
ソフト老害
トクリュウ
南海トラフ地震臨時情報
猫ミーム
はいよろこんで
8番出口
はて?
BeReal
被団協
50-50
ふてほど
Bling-Bang-Bang-Born
ブレイキン
ホワイト案件
マイナ保険証一本化
名言が残せなかった
もうええでしょう
やばい、かっこよすぎる俺
令和の米騒動

2024年新語・流行語大賞ノミネート語一覧をまとめましたので、表をご確認ください。

過去の流行語大賞

以下は過去に流行語大賞に選ばれた流行語になります。

年間大賞
2023アレ (A.R.E.)
2022村神様
2021リアル二刀流 / ショータイム
20203密
2019ONE TEAM
2018そだねー
2017インスタ映え / 忖度 (そんたく)
2016神ってる
2015トリプルスリー / 爆買い
2014集団的自衛権 / ダメよ〜ダメダメ

まとめ

「ふてほど」が年間大賞に選ばれたことで、流行語大賞と大衆の認識のギャップが浮き彫りになりました。ドラマの評価は高かったものの、言葉としての浸透度には課題がありました。

要するに、流行語大賞の選考プロセスには改善の余地があり、特にSNS世代の意見を取り入れることが時代の流れに沿った選考基準となるでしょう。

読者の皆さんも、このニュースについてどう感じたか、コメント欄でぜひ意見をお聞かせください。また、この記事をシェアして「流行語大賞」についての議論を広げてみてください!


【関連記事】


コメント

タイトルとURLをコピーしました