2021年~2022年現在までのRIZINの試合の中でダメージ50を取れているようで取れていない試合・取れていないようで取れている試合の違いや特徴のまとめ
日本で1番大きいの総合格闘技団体RIZINでの判定基準はダメージ50・アグレッシブネス30・ジェネラルシップ20のポイントで評価されます。さらにラウンド毎の評価ではなくトータルマスト(全ラウンド通しての評価)となるので1、2ラウンド取っていても3ラウンドで巻き返されれば判定負けすることもあります。RIZINの判定がこの評価基準にしている理由はあくまでもフィニッシュ(KO・一本)での決着を求めているからだそうです。
そんなRIZINの判定決着になった試合で判定基準の半分を占めるダメージのポイントと取れている試合と取れていない試合の比較をしていきます。
※全試合ではなく一部の試合のピックアップです。
RIZIN判定でダメージ50を取れている試合のまとめ
大原樹理vsアキラ(RIZIN.34)
RIZIN MMAルール ライト級(71.00kg) 5分3R
〇大原樹理
判定2-1
×アキラ
ジャッジペーパー
柴田 旭/赤・大原
[D 50-0/ A 0-30/ G 0-20]
松宮智生/赤・大原
[D 50-0/ A 0-0/ G 0-20]
片岡誠人/青・アキラ
[D 0-0/ A 0-0/ G 0-20]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 3Rで両者打撃の打ち合いになった時に大原選手の右のパンチがアキラ選手の側頭部に当たり、アキラ選手が一瞬崩れて手をつきダウン。
鈴木千裕vs平本 蓮(LANDMARK vol.2)
※試合映像がYouTubeにアップされていない為CONFESSIONSの映像でご確認下さい。
RIZIN MMAルール フェザー級(66.00kg) 5分3R
〇鈴木千裕(65.90kg)
判定3-0
×平本 蓮(65.65kg)
ジャッジペーパー
柴田 旭/赤・鈴木
[D 50-0/ A 30-0/ G 20-0]
豊島孝尚/赤・鈴木
[D 50-0/ A 30-0/ G 20-0]
片岡誠人/赤・鈴木
[D 0-0/ A 30-0/ G 20-0]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 1Rの最初で平本選手が早々に距離を詰めてパンチの打ち合いの展開になり、その際に鈴木選手の右ストレートが平本選手の顎にヒットして一瞬腰が落ち、膝をつく。
斎藤裕 vs. 朝倉未来 2(RIZIN.33)
RIZIN MMAルール ライト級(66.00kg) 5分3R
×斎藤 裕(66.00kg)
判定0-3
○朝倉未来(65.90kg)
ジャッジペーパー
松宮智生/青・朝倉
[D 0-50/ A 0-30/ G 0-20]
大藪吉郁/青・朝倉
[D 0-50/ A 0-30/ G 0-20]
片岡誠人/青・朝倉
[D 0-50/ A 0-30/ G 0-20]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 2Rで斉藤選手のワンツーに朝倉選手が右フックのカウンターを合わせて斉藤選手の動きが止まり、そのまま朝倉選手のパンチのラッシュで斉藤選手がダウン。
萩原京平 vs. 朝倉未来(LANDMARK vol.1)
RIZIN MMAルール ライト級(66.00kg) 5分3R
○朝倉未来(67.80kg)
判定3-0
×萩原京平(67.85kg)
ジャッジペーパー
柴田 旭/赤・朝倉
[D 50-0/ A 30-0/ G 20-0]
松宮智生/赤・朝倉
[D 50-0/ A 30-0/ G 20-0]
大藪吉郁/赤・朝倉
[D 50-0/ A 30-0/ G 20-0]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 朝倉選手が1ラウンドから終始テイクダウンを取って萩原選手を抑え込む展開が続き、萩原選手はそれに対応できずにそのまま下で抑え込まれる展開で終わる。
- 3ラウンド目に朝倉選手がパウンドを連続で打ち続ける場面がもしかしたらニアフィニッシュと評価されたかもしれません。
佐々木憂流迦 vs. 堀江圭功(RIZIN.30)
RIZIN MMAルール 66.00kg契約 5分3R
×佐々木憂流迦(65.85kg)
判定0-3
○堀江圭功(65.95kg)
ジャッジペーパー
和田良覚/青・堀江
[D 0-50/ A 0-0/ G 20-0]
松宮智生/青・堀江
[D 0-50/ A 0-30/ G 0-20]
大藪吉郁/青・堀江
[D 0-50/ A 0-30/ G 0-20]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 堀江選手のパンチの方がかなり多く当たっていて、佐々木選手の鼻も折れていたみたいですがダウン・ニアフィニッシュは無し。
太田忍 vs. 久保優太(RIZIN.30)
RIZIN MMAルール 66.00kg契約 5分3R
○太田 忍(66.00kg)
判定3-0
×久保優太(65.85kg)
ジャッジペーパー
松宮智生/赤・太田
[D 50-0/ A 30-0/ G 20-0]
片岡誠人/赤・太田
[D 50-0/ A 30-0/ G 20-0]
大藪吉郁/赤・太田
[D 50-0/ A 30-0/ G 20-0]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 1〜3ラウンド終始太田選手がタックルでテイクダウンを取り上のポジションをキープしたままパウンドを打つ展開。しかし明確に効いてるような攻撃やダウン・ニアフィニッシュは無し。
- 久保選手は終始下のポジションでパウンドを受けていたが、明確なダメージは無く1ラウンド始めに久保選手の前蹴りが太田選手の首から顔に命中し、効かせることができたがそれ以降流れを掴めなかった。
RIZIN判定でダメージ50を取れてそうで取れていない試合のまとめ
朝倉海 vs アラン“ヒロ”ヤマニハ (RIZIN.30)
RIZIN MMAルール 61.00kg契約 5分3R
○朝倉 海(60.90kg)
判定3-0
×アラン“ヒロ”ヤマニハ(60.75kg)
ジャッジペーパー
豊永 稔/青・矢地
[D 0-0/ A 0-30/ G 20-0]
松宮智生/青・矢地
[D 0-0/ A 0-30/ G 0-20]
大藪吉郁/青・矢地
[D 0-0/ A 0-30/ G 20-0]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 1ラウンドに朝倉海選手の三日月蹴りが入り、ボディーが効いたときにパンチのラッシュをかける。
井上直樹 vs 金太郎(RIZIN.30)
RIZIN MMAルール 61.00kg契約 5分3R
○井上直樹(60.85kg)
判定3-0
×金太郎(60.75kg)
ジャッジペーパー
松宮智生/赤・井上
[D 0-0/ A 0-0/ G 20-0]
片岡誠人/赤・井上
[D 0-0/ A 0-0/ G 20-0]
大藪吉郁/赤・井上
[D 0-0/ A 30-0/ G 20-0]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 1~3ラウンドで終始井上選手のカーフキックが当たり続けて金太郎選手は足にかなりダメージを負っていたと思われるが、判定ではダメージは取られていなかった。ダウン・ニアフィニッシュは無し。
矢地祐介 vs 武田光司(RIZIN.30)
RIZIN MMAルール 71.00kg契約 5分3R
×武田光司(70.85kg)
判定0-3
○矢地祐介(71.00kg)
ジャッジペーパー
豊永 稔/青・矢地
[D 0-0/ A 0-30/ G 20-0]
松宮智生/青・矢地
[D 0-0/ A 0-30/ G 0-20]
大藪吉郁/青・矢地
[D 0-0/ A 0-30/ G 20-0]
ダウン・ニアフィニッシュ
- 1ラウンドに武田選手が矢地選手を投げてテイクダウンし、そのままアームロックを仕掛ける。(ニアフィニッシュ)
- 2ラウンドに矢地選手が武田選手をテイクダウンし、そなままアームバーを仕掛ける。
斎藤 裕 vs ヴガール・ケラモフ(RIZIN.28)
RIZIN MMAルール 71.00kg契約 5分3R
○斎藤 裕(65.70kg)
判定2-1
×ヴガール・ケラモフ(65.60kg)
ジャッジペーパー
豊永 稔/赤・斎藤
[D 0-0/ A 0-0/ G 0-20]
松宮智生/青・ケラモフ
[D 0-0/ A 0-30/ G 0-20]
大藪吉郁/赤・斎藤
[D 0-0/ A 0-0/ G 0-20]
※2R、青・ケラモフにイエローカードを提示(反則:レフェリーによる「注意」宣告後もロープを掴む行為および対戦相手のコスチュームを掴み自身の体勢をコントールする行為を続けた為/▲20)
ダウン・ニアフィニッシュ
スタッツ

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